グルテンが原因かもしれない体調不良について

今回は慢性的な体調に悩んでいる場合、一度は試してもらいたいグルテンフリー。今回はグルテンが原因かもしれない体調不良について、Healthline.comに面白い記事があったので、日本語にまとめてみたいと思います。私自身はグルテンフリーを行うことで、特にアトピーと肌への効果があり、夜もグルテンを含む炭水化物は取らないため、朝の目覚めが良くなりました。このような調査は小麦による炭水化物が主流のアメリカやヨーロッパでは盛んなので、参考になります。




グルテンが引き起こす病気

グルテンが引き起こす有名な病気については以下の2つがあります。

  • セリアック病
  • グルテン不耐症

セリアック病は、テニスのジョコビッチ選手の著書で日本でも有名になった病気です。セリアック病では小麦やライ麦、大麦などを摂取すると、小腸の表面が損傷・炎症を起こし、栄養を取り入れらなくなります。アレルギー疾患ではなく自己免疫疾患で、治療法は一切のグルテンを避けることになります。

グルテンが含まれているものを食べると、下痢や腹痛、げっぷなどが起き、長期的にも色々な病気を発症するリスクが高いとされています。ジョコビッチ選手がグルテンフリーにしてから体調が良くなりテニスの成績が上がった事も概知の通りです。

グルテン不耐症とはこの「グルテン」をスムーズに消化できない症状の事です。正常な人の小腸が必要な栄養素だけを取り込み、不要な毒素や細菌はブロックするのに対して、グルテン不耐症の人が小麦などを摂ると小腸の粘膜の細胞間が緩み、炎症が起きます。グルテン過敏症やグルテン不耐症は小麦アレルギーとはことなり、小麦を食べるとすぐに痒みが出たり顔が腫れたりするようなアレルギー反応はでませんが、腸内環境の悪さがその他のアレルギーやアトピーを引き起こすとされています。

グルテンが原因かもしれない体調不良

もしパスタやピザ、クッキーやうどんなど、小麦を含むものを食べて以下のような症状が出たら、グルテン不耐症などを疑った方が良いです。今回はアメリカのHealthline.comの調査をまとめて紹介します。

お腹の不調(膨満感、下痢・便秘など)

膨満感は色々な理由で起こりますが、頻繁に起こる場合はグルテン不耐症等が原因になることがあります。イタリアの調査では87%のセリアック病でないグルテン過敏や不耐症の人に膨満感が起こったとされています。また、50%以上の割合で慢性的な下痢、25%の割合で便秘が見られたようです。特に便秘などがある人は小麦の取りすぎが原因かもしれないので、一度グルテンフリーにしてみるのが良いかもしれませんね。

頭痛や偏頭痛

特に欧米では10-12%の人に慢性的な偏頭痛があるとのことです。特に私が過去に住んでいたベルギーでは特に冬場になると頭痛で休んでいる人がとても多かったです。こちらもNCBIの調査によるとセリアック病やグルテン不耐症に悩む人はより偏頭痛になることが多いとされています。

倦怠感

こちらもかなり深刻ですが、グルテンを食べた後に、体がだるくなったり元気が出ないのはグルテン不耐症の可能性があります。特にグルテンに敏感な人は「鉄欠乏性貧血」、体内に鉄が不足する事により、充分にヘモグロビンを生産できなくなることで生じる貧血になる場合があり、さらに倦怠感が強くなるという調査があるようです。

肌や頭皮のトラブル

こちらはアトピーも含めて私が経験したこと症状でもあります。セリアック病の人には 「dermatitis herpetiformis」=ヘルペス状の皮膚炎が見られるようですが、それ以外にも以下のような皮膚に関する症状の原因になっているとのことです

乾癬や蕁麻疹

頭皮や髪の生え際、ひじ、ひざ、おしり、太もも、すねなど外部からの刺激を受けやすい部位で見られる発疹で、ひどくなると赤く盛り上がった発疹になります。また繰り返し起こる蕁麻疹なども考えられるようです。特に蕁麻疹の70%は原因不明と言う調査もあることからもし、蕁麻疹などが繰り返し起こる場合はグルテンを避けるのも解決の方法かもしれません。

円形脱毛症

次の調査 (Gastroenterology Research and Practice)ではなんとAlopecia Areata(円形脱毛症)とセリアック病との関係性もしてきされています。なんと、ストレスが原因と言われている円形脱毛症ですが、グルテンとの関係性はこれまで知りませんでした。円形脱毛症は実際に免疫システムの異常ですので、グルテンにより人間本来の免疫システムが崩れた結果として起きる可能性は納得がいきます。

うつ病や不安感

うつ病に関しては日本でも腸内環境との関係性が指摘されている記事等を見かけます。消化器に問題がある人はより不安感や鬱に悩まされることが多いようです。(NCBI)

そのような症状になるには、以下のような原因があるとのこと。

  • セレトニンのレベルが異常になる。
    「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質「セロトニン」ですが、セロトニンには、精神を安定させ、ストレスを軽減させる働きがあることがわかっています。これが、異常になったり、分泌が不足すると、うつ病などメンタルの不調の原因になることがあるようです。
  • グルテンからエクソルフィンが発生。
    グルテンタンパク質はエクソルフィンへと分解されます。エクソルフィンは食欲を誘発するペプチドとして知られ、次第に小麦依存性が生じるようです。
  • 腸内のマイクロバイオータ(microbiota)の変化。
    腸内のマイクロバイオータ(細菌叢)が変化し、悪玉のバクテリアが増えることで、うつ病のリスクが上昇するようです。

以上のように、うつ病やメンタル的な部分もグルテンの影響があるので、もしそのような症状がある場合はぜひグルテンフリーを考えて欲しいです。

Healthline.comではその他にも、筋肉の痛みや頭や思考がスッキリしないなど、合計14の症状が紹介されています。もちろん、これからの症状はグルテンではなく他の疾患が原因の場合も多くあります。慢性的な紹介されている症状に悩まされている場合はかかりつけのお医者さんと相談してグルテンの除去をしてくださいとのことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本より小麦の消費量が多く、グルテンフリーについては進んでいる欧米ですが、今回はHealthlineが紹介しているグルテンが原因かもしれない14の症状についてまとめてみました。私のグルテンフリーの経験については以下の記事を参考にしてみてください!

もし日常で何らかの体調不良をお持ちでしたら、グルテンフリーをぜひ試してみてください。

グルテンフリーとは?グルテンフリーの効果はダイエット・美肌・アトピー・糖尿病等に。

2019.07.14