要注意:グルテンフリーのお酒やアルコールをまとめました。

今回は食べ物ばかりにフォーカスされがちなグルテンフリーですが、実は多くのお酒が小麦や大麦から作られ、グルテンが入っています。グルテンフリーではないお酒と飲んでもよいお酒について纏めてみました。




お酒にもグルテン?

お酒には原料があり、小麦、大麦、ライ麦などの麦を使ったお酒にについてはグルテンが含まれているので要注意です。代表的なものは以下のようなお酒で、グルテンが含まれているのでできる限り避けたいですね。

グルテンが入っているお酒

  • ビール
  • ウイスキー
  • ジン
  • ウォッカ
  • 麦焼酎

グルテンフリーなお酒

  • ワイン(赤・白・ロゼ)
  • グルテンフリービール
  • 日本酒
  • ラム
  • テキーラ
  • サイダー

グルテンが入っているお酒やアルコール

ここからはグルテンフリーとして避けていきたいお酒をまとめてみます。

ビール

夏場に飲むビールや飲み会で最初の乾杯にはぜひビール!と行きたいところですね。

そんな気持ちも十分にわかりますが、一般的に国内で流通しているほとんどのビール類(第三を含む)はグルテンフリーではありません。(グルテンフリービールとして販売されているものは除きます)私自身もグルテンフリーにしてから2年間以上ビールは飲んでいません。気取ったヤツと思われるかもしれませんが、いきなりワインで乾杯をさせてもらっています。

ビールの原材料は麦芽・ホップ・水。そのほかに副原料として、米・とうもろこし(コーン)・でんぷん(スターチ)・糖類等が使用されています。麦芽の大部分は品質、価格面で優れているカナダ、オーストラリア、ヨーロッパ各国などからの輸入麦芽となっています。

もし、どおしても夏場はビールが飲みたいという人には「グルテンフリービール」があります。最近では輸入物のグルテンフリービールが増えてきており、味も普通のビールより美味しいものも多いです。



ウイスキーやハイボール

ウイスキーの原料は大麦です。大麦にはあまりグルテンは含まれておらず、さらにそこから蒸留を繰り返し行う製造のためグルテンは多くないとされていますが、完全にグルテンフリーとは言えません。また、蒸留の回数や工程によりグルテンが含まれたり、残る可能性があります。

モルトウイスキーは大麦の麦芽を発酵させ、ポットスチルという銅釜で蒸溜してつくります。一方、グレーンウイスキーは、トウモロコシ、小麦などの穀類と麦芽を原料として発酵させ、蒸溜機で蒸溜するので、グルテンが含まれます。

飲み会での最初の乾杯くらいであればハイボールでも違和感はなく、糖質も少ないのでビールほど完全に避ける必要はなさそうです。

ジン

ジントニックなどレストランやバーでは定番のお酒です。大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒です。飲まれる人も多いかと思いますが、個性が強くないお酒のため、カクテルのベースとして最も使われることの多いお酒です。

原材料も大麦やライ麦が使われているので、こちらもグルテンフリーではありません。

麦焼酎

焼酎は麹(こうじ)、黒麹、白麹、黄麹の3種類があり、それと主原料となる芋・米・麦などを使って作られます。麦はこれまで紹介してきた通り、酒の原材料として幅広く使用されており、焼酎でも麦焼酎に関してはグルテンフリーではありません。麦を使った焼酎は、香りにクセがなく飲みやすいのですが、焼酎を嗜む場合は芋焼酎か米焼酎にしましょう。




グルテンフリーのお酒・アルコール

ワイン(赤・白・ロゼ)

ワインはグルテンに対して中毒症状を引き起こす深刻なセリアック病を患っていても飲むことができるアルコールの代表です。基本的にワインはぶどうから作られており、ぶどうにはグルテンは含まれていませんので、完全にグルテンフリーです。製造途中にもグルテンが生成される過程もありません。

さらにワインがおすすめなのはビールや日本酒などに比べて糖質が少ないので、体自体にもよいアルコールです。例えば赤ワインはポリフェノールがたくさん含まれており、強い抗酸化作用があり若返り効果があります。

また白ワインはミネラルを多く含んでいます。ドイツなどヨーロッパの研究では辛口の白ワインには「やせる効果も期待できる」となっています。赤ワインも白ワインも血糖値を下げる効果があるので、食事の際に選ぶアルコールはグルテンフリーとダイエットの観点からもワインがおすすめです。

グルテンフリービール

最近ではグルテンを含まないグルテンフリービールが海外でも人気になっています。例えば以下に紹介する「Omission(オミッション)」はオレゴン州ポートランド生まれのクラフトビールで、グルテンを取り除くため、製造時に独自の酵素を加えグルテンたんぱく質を分解することで、アメリカ食品医薬局の定めるグルテンフリーの基準値をクリアしています。2016年から販売されています。

ポートランド生まれのグルテンフリービール

伝統的なビールの製法を守りつつも独自製法で種類は下面発酵の「ラガー」と上面発酵の「ペールエール」の2種類の展開があります。ぜひ気になる方は試してみてください。

日本酒

こちらも日本人には馴染みが深いお酒ですが、お米からできており、グルテンフリーです。日本酒の原材料は、米と米麹と水。デンプンを麹の酵素によって、糖分(ブドウ糖)に変える糖化という化学反応と、糖化されたものを酵母によって、さらにアルコール発酵という化学反応を起こさせます。この二段階の化学反応を経て、できあがったものが日本酒(醸造酒)となります。

難点は糖質が高いのでダイエット中や飲み過ぎには注意するべきアルコールです。

ラム

ラムは、一般的にさとうきびから作られており、西インド諸島が原産地とお酒です。サトウキビの絞り汁を原料として作られる蒸留酒のこと。サトウキビが原材料のため、基本的にはグルテンフリーとなります。

テキーラ

どこかのパーティーに行かないとあまり飲む機会はないお酒ですが・・・テキーラはアガベという植物が原料のお酒です。「100% de Agave」と表記されていればアガベのみを使用したお酒で副原料等は使っていないものが多いです。




まとめ:グルテンフリーのお酒・アルコール

いかがでしたでしょうか。グルテンフリーは腸内環境を改善し、人間本来の免疫力を回復することで、美肌効果やアトピー、アレルギー、花粉症の改善に効果があります。もしすでに、小麦粉が使われているパンやパスタ、ピザを摂らない生活やダイエットを初めているのであれば、お酒・アルコールも同様にグルテンフリーを実践してみてください。確実に体調がよくなって来るはずです!

グルテンフリーが体に良い理由については以下のブログ記事に纏めています。

アトピーを必ず改善する食生活はグルテンフリー。始めたきっかけと2年間の効果。

2019.06.28