アトピーを改善する食事はカゼインフリー

今回はカゼインフリーとアトピーの関係についてまとめてみたいと思います。アトピーとカゼインは因果関係があり、現在、私は牛乳・ヨーグルト・乳製品はまったく摂取していません。(チーズは飲み会などで時々嗜んでいます)グルテンフリーと同様に腸内環境を悪化させるカゼインは取らないことによりアトピーの改善や肌を健康にしますので、グルテンフリーと合わせておすすめの食生活です。

現在の私のアトピーの状態についえは他のブログで紹介しているように、ほとんど完治しています。



アトピーが改善するカゼインフリーとは!?

カゼインとは

カゼイン(casein)とは、牛乳や母乳などの乳汁中に含まれる、たんぱく質のことです。乳汁中のたんぱく質は「カゼイン」と「乳清たんぱく質」に分けられます。カゼインと乳清たんぱく質の含有比率は、母乳が4:6、牛乳が8:2で、牛乳には多くのカゼインが含まれています。乳清たんぱく質とは「ホエイ」と呼ばれているもので、ヨーグルトなどにみられる、透明の上澄みの成分で、筋トレをする人には馴染みのあるホエイたんぱく質です。

牛乳の成分は主に、水分、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル(カルシウム、カリウム、ナトリウム、リン)があります。このたんぱく質の中でカゼインは8割以上を占めているということになります。

カゼインが体に及ぼす害

それではなぜこの「カゼイン」が体に悪いかというと、腸に炎症を起こして、腸内環境を悪くするためです。

牛乳に含まれるカゼインは、分解されにくいアミノ酸配列のため、腸に入ると腸の粘膜に傷をつけ、炎症を起こします。特に腸の働きが弱いアレルギーの人はこれらのカゼインが炎症を起こして、腸の壁が目の粗いザルのようになります。そのため、必要な栄養素を取り込むだけではなく、有害な物質も入り込んでしまうのです。

この腸の炎症が、繰り返し起こると、次第に腸の粘膜の目が粗くなり、「リーキーガット症候群」(腸管壁浸漏症候群)にもなります。

このように腸管を守っているバリアが破壊されるので、本来なら取り込まれることのない異物が体内に侵入してしまい、炎症・アレルギー反応を引き起こします。腸内環境が悪くなるとうことは、人間に本来備わっている免疫力が下がるということです。

また、分解されたカゼインの一部(ペプチド)は、アミノ酸配列がモルヒネに似ており、中毒性が高くなります。これは、以前説明したグルテンフリーによる腸内環境の悪化と中毒性と全く同じ働きになります。

カゼインもグルテンと同様に遅発型のアレルギーとなり、牛乳アレルギーやエビやカニを食べた後にすぐに出てくる即時型のアレルギーではありません。そのためカゼインを日常的に取り入れることで慢性的な体調不良が起きてしまいます。

カゼインフリーとグルテンフリーは両方を実践することで、免疫力があがり、アトピーや花粉症、アレルギーには絶大な効果があります。グルテンフリーがアトピー改善のための効果的な方法であることについては以下のブログにまとめています。

アトピーを必ず改善する食生活はグルテンフリー。始めたきっかけと2年間の効果。

2019.06.28

カゼインが含まれる食べ物や代替品は?

カゼインを含む食べ物

牛乳や乳製品にカゼインは含まれますが具体的にどのような食べ物があるのでしょうか。

  • 牛乳、カフェオレ
  • ソフトクリーム
  • シュークリームや生クリーム
  • お菓子全般
  • チーズ
  • ヨーグルト

牛乳はもちろんですが、甘いソフトクリームや生クリーム、洋菓子などは糖分も多くカゼインも含まれているので避けた方がよい食べ物です。カゼインには特にいつも冷蔵庫の中にある食べ物に含まれています。

また牛乳の摂取を止めることはラクトースフリー(ラクトスフリー)にもなり乳糖を摂取しないので、こちらも腸管には良い食事方法となります。次に乳製品で一番口にすることが多い、牛乳についてやめるべき理由を紹介します。

乳製品の代表 牛乳を止める理由

ラクトースフリー(ラクトスフリー)で腸内環境を改善

以下のラクトースフリー(ラクトスフリー)の記事でも書いているように、牛乳はカゼインを多く含んでいるだけでなく、牛乳に多く含まれる乳糖も悪さをします。

アトピーが必ず改善する食生活:牛乳をやめてラクトスフリーに

2019.07.05

日本人は遺伝的に、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を体が分解できずに下痢やお腹の不調を訴える人が多いです。(日本人の8割は乳糖不耐症という説も!)これは牛乳アレルギーとは全くことなり、飲むとアレルギー症状がでるのでなく牛乳は飲めるが確実に腸内では不調が起きている状態です。このような腸内環境だと、グルテンやカゼインと同様に腸が炎症を起こして免疫力が下がります。




牛乳は飲むほどカルシウム不足に陥る!

これまで牛乳は完全栄養食として戦後から宣伝され続けていました。ようやく2000年代になり、牛乳のさまざまな問題が指摘されるようになりました。

牛乳には確かにカルシウムの含有は非常に多いです。牛乳は1リットルあたり1200㎎のカルシウムを含みますが、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解できなければ、タンパク質やカルシウムなどの栄養素を適切に吸収することができません。

また、牛乳に含まれるリンとタンパク質は血液を酸性に傾け、カルシウムを失う作用を持っています。牛乳を飲む子どもほど骨折率が高かったり、牛乳を飲むお年寄りに骨粗鬆症の発生率が高くなっていたりもします。

カルシウムの摂取には、日本の古くからある食べ物で十分にとることができます。野菜や海藻のほうにカルシウムが多く含まれおり、
これが大根の葉だと、牛乳の2倍以上、昆布は6.5倍。ひじきは14倍という調査結果がでています。

また、豆乳にもカルシウムが含まれていますが、「乳糖」はまったく入っていません。豆乳以外にも、豆腐や油揚げなどの大豆製品にもカルシウムが多く含まれています。豆乳や大豆は女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンも摂れるので、女性の骨粗しょう症予防にも役立ちますね。

抗生剤やホルモン剤を避けることができる

酪農家は、乳牛が病気にならないように抗生剤を投与しています。効率化と大量生産のため、必要な処置ですが、搾乳量を増やす目的で、成長ホルモンを与えたり、農薬がまかれた牧草を飼料にしているとくことは、化学物質を牛乳を通して人間の体内に入れているということになります。ホルモン剤に関しては、「エストロゲン」を増やす原因となり、近年の増加している乳がんの原因になっているともいわれています。

このように、牛乳や乳製品の摂取を止めることは、骨を強くするだけではんく、腸内環境が整い、人間本来の免疫力が上がることによってアトピーや花粉症、アレルギーの症状が改善することにつながります。また、間接的に抗生剤やホルモン剤を摂取していると考えれば、牛乳を続ける理由は見当たりません。

カゼイン・牛乳の代替品の食べ物や飲み物は?

最近では牛乳神話が崩れて、豆乳やココナッツミルク、アーモンドミルクに注目が集まりようになりました。ぜひこれまでカフェラテを注文していたのであれば豆乳ラテに変えたり、ビタミンEなど栄養素の高いアーモンドミルクなどに変更してみてください。

またパンが大好きな人には玄米ブレッドやその他米粉を使用したパンを食べるようにすることをおすすめします。

まとめ:アトピー改善には今すぐカゼインフリーを!

このように、アトピーやアレルギーは腸内環境の悪さなど内臓からくる疾患と判明した今日では、とにかく日々食べるものには気をつけたいですね。